卒業生の言葉

卒業生の言葉 2021年度卒業生

M.Kさん 京都女子大学 現代社会学部 現代社会学科 進学

純心で過ごした3年間は、私にとって、これからの自分の基盤となるものを手にした3年間でした。
 高校1年生のうちに進路研修があり、それは自分が将来やりたいことに対し、どのような進路を選べば良いのかを深く考える最初の機会となりました。このことがきっかけで、大学の資料集めをしたり、ちょっと気になっていたものについて調べてみたり、深く考えてみたりするようになりました。
 その他にも、自分が将来どんなことをしたいのかを考える機会は、純心に多くありました。公民の授業では、新聞の要約とそれを踏まえた自分の考えを述べる場があり、現代社会の問題に対して、自分の意見を持つことの大切さと難しさを学べます。ホームルームでは、弁護士の方やNPOの方を招いた講演会で、様々な問題を色々な観点から見て、思考できるような貴重な場が数多く設けられ、自らの糧とできます。
 私は学校で得た様々な考えや自分の特性を活かすため、「総合型選抜」入試に挑戦しましたが、一般受験のためにも力をつける機会を逃しませんでした。特進クラスの授業レベルは高く、特に英語では、授業後に多くの生徒が質問に行く光景が見られます。私も遠慮なく先生のもとへ行き、たくさんの質問を投げかけました。それは質問しやすい環境と、わからないところは納得が行くまで質問していいという安心感からの行動でした。熱心な友人の姿を見て、私も刺激を受けたのです。
 面倒見の良い先生方と、自らの将来に向けて一緒に走れる仲間たちがいる東京純心で、皆さんもぜひ充実した日々を過ごしてください。