卒業生の言葉

卒業生の言葉 2021年度卒業生

E.Cさん 上智大学 総合グローバル学部 総合グローバル学科 進学

私にとって純心で過ごした6年間はとても充実しており、一生の宝物です。
純心での学びは、進路を決めるにあたり、私に大きな影響を与えたと思います。普段の授業はもちろんですが、定期的に行われる「探究型学習」に楽しみながら積極的に参加することで、自分に興味のある分野を掘り下げることができました。私は、中学3年生で行った社会科の「時事問題スピーチ」がきっかけで、難民問題に興味を持つようになりました。スピーチでは、日本の難民受け入れ状況や日本で暮らす難民の生活について発表しました。また高校では、宗教の授業で世界の貧困や差別などの様々な現代の課題を取り上げましたが、その中でも、女性教育の平等を訴えるマララさんの姿に深く共感し、将来、難民の人権を守る活動に携わっていきたいと考えるようになりました。大学では、中東地域の情勢や文化を中心に学び、自主研究として、どのような難民支援を行えば、その人たちの文化や価値観に沿った支援ができるかを分析し、解決策を導いていくことに力を注ぎたいと思っています。
学校では様々な考えを持った人に出会います。意見が合わずぶつかり合うことも当然あります。だからこそ議論を深め、真剣に語り合ったことで、純心で出会った友人たちはかけがえのない存在となりました。本当の私を知ってくれている大切な仲間です。
純心では勉強だけではなく、スポーツ大会や純心祭などの数多くの行事にも力を入れており、友人とともに成長できる機会が沢山あります。皆さんも私の母校で、是非楽しく、充実した時間を過ごしてほしいと思います。