ピックアップ純心

中3学年活動 八王子空襲のお話

7月9日、中学3年生の学年活動では、八王子大空襲の語り部である村野圭市様をお招きし、当時のお話をうかがいました。

1945年8月2日、なじみ深い八王子の街に降り注いだ、66万個の焼夷弾の雨。
当時の八王子市は中心部の人口約8万人。
一人あたり8本の焼夷弾が落とされたことになります。
焼野原のなかには、頭を吹き飛ばされた遺体が見え、当時13歳だった村野様のお母様も、頸部に大怪我を負ったそうです。

「戦争は、ふつうの人々が当たり前のように殺し合い、傷つけあうのです。戦争は、どのような理由があろうと、いやだ、いやだ、と私は大声を上げ続けられる社会を護ろう。」

平和の実現のために一人ひとりができることというのは限られていますが、自分たちにできることを考え続けなければならないというメッセージを頂戴しました。

講演の後、実際にばらまかれた焼夷弾や、空襲予告のビラを手に取り、戦争の跡を身近に感じることで、平和への思いを強めることができました。

最後に、代表生徒がお礼と感想を申し上げ、感謝のお花をお渡ししました。

CLOSE

OPEN

LINE