アントレプレナーシップ研修 inシリコンバレー 〈第1弾〉

私は春休みの3月25日から4月3日まで、アメリカ・シリコンバレーにてアントレプレナーシップ研修に参加しました。第1弾では、研修中に訪問した企業や施設、そしてどのような体験をしたのかをご紹介します!
企業見学では、intel、apple、Google、NTTdataを訪問しました。
特にappleでは、実際に働いている方々と1対1でコミュニケーションを取る機会があり、さまざまなお話を聞くことができて、とても貴重な経験になりました。
また、施設見学ではスタンフォード大学やサンノゼ州立大学、コンピューターヒストリーミュージアムを訪れ、現地の雰囲気や歴史に触れることができました。
スタンフォード大学では、「デザイン志向(Design Thinking)」の授業を見学することができました。授業では、初対面の学生同士でも先生からの指示があるとすぐに2人1組のチームを組み、積極的にコミュニケーションを取り始める様子が印象的でした。海外の方々の高い社交性や協働する姿勢を目の前で見ることができ、とても刺激を受けました。
コンピューターヒストリーミュージアムでは、これまでに開発されたさまざまな発明品が展示されていました。中でも私が特に印象に残っているのは、AIと日本語で会話ができた体験です。そのAIは、多言語に対応しており、どの国の人が話しかけてもスムーズにコミュニケーションをとることができます。また、表情がとても細かく動き、瞬きまでする様子に驚かされました。私は友達と2人で、「私たちのこと、見えていますか?」とAIに聞いてみたところ、AIは私たちの方を向いて「はい、見えていますよ」と答えてくれました。その瞬間、2人でとても驚いたことを今でもよく覚えています。AIの技術の進歩には本当に驚かされましたが、それだけでなく、その他のコンピューターシステムの進化も感じることができ、テクノロジーの発展スピードの速さを実感する貴重な機会となりました。
サンノゼ州立大学では、「スマートフォンを使わずに、周囲の人に質問をしながら学内の銅像を探す」という2人1組のチャレンジを体験しました。私たちが探したのは、アメリカの公民権運動で有名な「トミー・スミスとジョン・カーロスの銅像」です。1968年のメキシコオリンピックで、人種差別に抗議するために表彰台の上でブラックパワー・サリュートを行った2人の姿が再現されています。学内の学生に質問すると、皆さんとても丁寧に対応してくださり、目的の銅像だけでなく、大学内にある他のモニュメントについても教えてくれました。そのおかげで、いくつもの興味深いモニュメントを見ることができました。
第2弾では、アメリカでの生活や市内観光の様子も紹介するので、ぜひ楽しみにしていてください!
(高3 まみ)



