トップページ > 純心の学び > キリスト教教育

キリスト教教育

神さまにも人にも喜ばれる人

本校はキリスト教の価値観に基づいて教育を行っています。創立者の「神さまにも人にも喜ばれる人に」を育成したいとの思いは、学園標語にも込められています。

学園標語

マリアさま いやなことは私が よろこんで

生徒たちは、それぞれの発達段階に応じた実践的、体系的な「宗教学習」と「宗教行事」を通して、学園標語への理解を深めてゆきます。

stu_christchart 宗教教育 麦の会 純心 祈りの日 ニュース レター 月間目標 ボランティア 放送朝礼 聖書朝礼

宗教教育

聖書朝礼

聖書朗読

1年間じっくり味わって読んでいくうちに、少しずつ聖書の世界を理解していきます。

聖堂朝礼

学期に数回「聖堂朝礼」があります。祈りの場である聖堂で聖歌を歌い、聖書の言葉に耳を傾けて神さまと対話します。

聖書朝礼

放送朝礼

4月、7月に聖書や月間目標にちなんだお話をします。

ボランティア

クリスマス会の日に、近隣の老人福祉施設を訪問します。

月間目標

  • 4月 礼儀
  • 人との出会いを大切にする
    人に対する尊敬の態度・温かい思いやり・挨拶から始まる礼節
  • 5月 慎み
  • 聖母マリアの月にあたり、聖母の人格に倣う
    ありのままの自分を受け入れ、何事にも最善を尽くす
  • 6月 親切
  • イエスのみ心に倣い、愛を実践する
    自分の周囲に心を配り、互いに助け合う
  • 7月 勤勉
  • 自己の本分を尽くす
    労働の喜びと尊さを体験する・甘えの心を捨てる・使命の遂行
  • 8月 親孝行
  • 学園標語の実践
    家庭の大切さを考える
  • 9月 遵法
  • 新学期にあたり、心身を引き締める
    ひろく法の目的とそれに伴う社会的責任を考える
  • 10月 祈り
  • ロザリオの月にあたり、平和のために祈る
    「神との対話」である祈りを通して、世界に目を向ける広い視野を養う
  • 11月 永遠の価値
  • 死者の月にあたり、お互いのために祈る
    人生の目的について、永遠に価値あるものについて考え、探求する
  • 12月 清貧
  • 貧しく生まれたキリストの謙虚さに倣う
    待降節をやさしく、あたたかい心で過ごし、クリスマスを迎える
  • 1月 従順
  • 神であるキリストが両親に従われた
    従うこと、克己の意義を学ぶ・従順は自己の能力を開花させるチャンス
  • 2月 犠牲
  • キリストの生涯を思いめぐらす
    二十六聖人に学ぶ:苦しみを乗り越える強い意志
  • 3月 感謝
  • 全てのことに感謝する・神様からの恵みへの感謝
    社会、両親や家族、恩人、友人などへの感謝

ニュースレター

5月と10月に発行します。聖母マリアの月、ロザリオの月、創立記念日にちなんだ話題を提供します。

純心祈りの日

8月9日長崎の原爆投下の時刻にあわせ、平和のために一分間黙とうをささげます。

麦の会

純心生のキリスト教信者の集まりです。

宗教行事

創立記念式典

5月31日、全校生徒は講堂に集い「感謝のミサ」に参加し、建学の精神を再確認するとともに、これまで支えて下さった人々への感謝の思いを新たにします。また本校のルーツである長崎の姉妹校、純心高校の歴史にも思いをめぐらせます。
1945年8月9日.原子爆弾投下により、多くの生徒・教職員の命が奪われました。創立者自身も被爆、校舎も全焼するという困難に直面した時、創立者の心を奮い立たせたのは、平和を希求する生徒を育てるために、もう一度学校を再興しよう、との思いでした。

創立記念式典

クリスマス

待降節

純心のクリスマスは待降節から始まります。各クラスに「アドベントカレンダー」が飾られ、終礼では「今日のお祈り」をもとに1分間黙想し、心を整えます。職員室前ロビーには、 クリスマスの装飾が少しずつ増えていきます。中学1年生が美術の時間に制作したブッシュステンドも窓に飾られます。

クリスマス会

クリスマス会は講堂で行われます。神父さまの講話に耳を傾けたり、キャンドルサービス、ハンドベル演奏などが行われ、すべての人が平和に過ごせる世界が訪れるよう、共同祈願をささげます。

クリスマス
クリスマス

修養会

修養会とは、神父様の講話をお聞きしながら、心静かにこれまでの自分を振り返り、これからの自分の生き方を考えます。

高校3年生(4月)

長崎南山中学校・高等学校校長の西経一神父様においでいただきました。軽妙でユーモアたっぷりのお話に笑い転げ、じんと来るお話には涙を浮かべ、神父様の一挙一動、一言ひとことに引き込まれたひとときでした。

人生は限りがあるからこそ価値がある

神父様は、「人は何のために生きるのか」、「何のために学ぶのか」という問いを、しっかりと生徒たちの心の奥深くに届くように伝えて下さいました。その後、聖堂でおごそかにミサが執り行われ、「人生は永続的なものではない。かぎりがあるからこそ価値がある。だから今という時が輝くのである」と話されました。
高3になり1ヶ月、はりきってスタートしたものの、受験勉強の悩みや進路への不安が頭をもたげはじめた生徒たちにとって神父様の講話は、人生において本当に大切なものに気づかせ、元気と勇気を贈って下さるものでした。

人生は限りがかるからこそ価値がある

中学3年生(1月)

「修養会」の日は、授業はありません。午前中の半日、沈黙で過ごします。神父さまの講話からヒントをいただき、自分の今までの学校生活をふり返ります。とはいっても、堅苦しい雰囲気はぜんぜんありません。神父様と一緒に歌を歌ったり、絵を描いたり、楽しいやり取りをしながら、「生き方」について思いを巡らせていきます。最後に聖堂で「いのりの集い」を行います。聖書を朗読し、聖歌を歌い、こころを新たにして修養会を終えます。

愛の反対は無関心

今年度も、サレジオ会の関谷義樹神父様においでいただきました。神父様ご自身のギター伴奏に合わせながら、中3全員で祈りの歌をささげました。楽しく軽快な講話に生徒はどんどん引き込まれていきました。関谷神父様は「愛とは与えること、愛の反対は無関心」「大切とは、自分を大きく切って人に与えること」「あなたは唯一の存在」など難しい内容も、たとえ話でわかりやすく生徒にお話しして下さいました。多くの恵みをいただき生徒たちは満ち足りた表情をしていました。

愛の反対は無関心

OPAC蔵書検索サービス

中学図書館OPAC

高校図書館OPAC