お知らせ

[2027年度中学入試] マリア・マダレナ奨学金 入学生全員に付与

平和な未来を創り、自らのミッションに生きる
―4年目を迎えるFYM*、次世代への決意―

                         東京純心女子中学校・高等学校 校長 森 扶二子


東京純心女子学園の教育の根底には、創立者シスター江角ヤスが、長崎で学校が被爆した際に抱いた「平和な世界への切なる願い」が今も息づいています。私たちが目指す平和とは、単に争いがない状態を指すのではありません。それは、一人ひとりが神様から与えられた「かけがえのない存在である自分」に目覚め、その力を自分一人のためではなく、他者や社会のために使い、人と協働しながら生きていく、いのちへの深い尊厳に根差した状態のことです。

変化の激しい現代において、生徒たちが将来に向けた確かな志を持つことは、生涯を照らし続ける灯火となります。その志を育む柱が、本校独自の教育プログラム「Find Your Mission(FYM)」です。導入4年目を迎える今、放課後の校内には、生徒たちが自らの興味・関心とじっくり向き合い、主体的に動き出すことが日常となった光景が広がっています。FYMでは、小論文やピアノなどの自己研鑽から、ボランティアや地域連携といった社会実践まで、自らの能力を磨き、伸ばす多様な場が広がっています。これらはすべて、本校の理念に沿って、自分が授かった能力を最大限に伸ばし、社会に貢献して喜んで生きる力を養うためのものです。

学校という安心できる場を拠点に、生徒たちは病院や幼稚園でのボランティア活動、地域と連携する「道の駅プロジェクト」、「会社をつくろう」といった多様な社会実践に積極的に挑戦しています。こうした「内に向かって自らを高める学び」と「外に向かって社会に貢献する経験」の両輪こそが、生徒たちにとって「自分はこの社会でどう貢献できるか」という将来への志を育む、何ものにも代えがたい貴重な機会となっているのです。

日々の歩みは、生徒たちの内面に確かな変化をもたらしています。中学校3年生が「3年間で成長したと思うこと」として挙げた、自ら学びに向かう「学習習慣」、他者と信頼関係を結ぶ「コミュニケーション力」、そして進んで「人のために行動する心」という言葉には、純心教育の確かな手応えがあふれています。自分とは異なる価値観を尊重し、対話を通じて共に新しい考え方を理解しようとするプロセスこそが、排他的な考えを乗り越え、真の平和へと繋がる道であると私たちは信じています。

私たちは、この教育をさらにその先の未来へとつないでいきます。2027年度より設置する「マリア・マダレナ奨学金制度」は、生徒たちが、経済的な理由で学ぶ道を諦めることなく、ともに高め合える環境を整えたいという私たちの強い決意の表れです。自分の能力を最大限に伸ばし、より良い社会のために使おうとする「強くて優しい女性」を一人でも多く育て、社会へ送り出すこと。それは、創立者から受け継いだ私たちの揺るぎないミッションです。

東京純心は、これからも保護者の皆様とともに歩み、すべての生徒が「自分にしかできない使命」を見つけ、希望の光として社会へ羽ばたいていけるよう、次世代の教育を力強く推進してまいります。

*「Find Your Mission~自分発見プログラム~」。2023年におこなった大胆なカリキュラム改革の一環として創設された本校独自の体験・探究プログラム。午後2時15分に開講される数多くの講座から自分の興味・関心のある講座を選択、受講する。仲間と協働しながら、関心を深めたり広げたりして、社会に貢献する力を育むことを目的とする。東京純心女子学園の教育の核には、常に聖母マリアの存在があります。

   

 

【マリア・マダレナ奨学金制度】
対 象:入学者全員
奨学金:授業料相当額
公的助成金と本学園独自の奨学金とを合せて授業料相当額となるように入学者全員に授与されます。

 

3月28日(土)実施の第1回中学説明会にて、
奨学金制度の詳細や本校オリジナルカリキュラムなどをお話します。
ぜひ、ご参加ください。

 

東京純心の特色はこちらをご覧ください。

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